クレジットカードを複数持つ

クレジットカードは複数枚持つことが可能

クレジットカードについてよく知らないという方は、クレジットカードは1枚しか持てないと思っている方もいるかもしれません。しかし、実際にはクレジットカードは複数枚持つことができ、場面に応じて使い分けることも可能です。

クレジットカードの選び方でも述べたような一枚にこだわるというような選び方でないのであれば、選び方としては複数持つという手があります。

クレジットカードを複数持つというコンセプトは、一言でいうと

各クレジットカードのいいところ取り

です。複数のカードにわたって魅力的な特典が付帯しているならば、選択に迷うのならどちらも手にすることも実は可能なのがクレジットカードの一つのメリットです。

例1

ポイント還元率が高いカードA付帯保険付きのカードB があるとします。カードAは、使えば使うほどポイントがたまるお得なクレジットカード、しかし付帯保険に関しては一切サービスを提供していません。一方でカードBは、ポイント還元率は標準的で、決して高いとは言えないのですが、充実した付帯保険が備わっています。これらは同じ人が同時に所持することが可能です。

例2

ポイント還元率が高く、利用限度枠が低いカードC十分な利用限度枠を備えたカードD、このような場合だとカードCを利用枠まで使い切り、足りなくなった分をカードDで補うといった使い方ができます。

例2のように支払方法の選択など一枚のクレジットカードのみでは制限される行為も、複数枚持つことで解決可能です。メリットを集めるのではなく、互いの弱点を補うといった使い方も可能です。

複数持つことによる影響

クレジットカード初心者の方の固定観念として、複数持つことに対する懸念を持たれる方がいるかもしれませんが、複数のクレジットカードを持つこと、使い分けることは別に悪いことではありません。むしろ、使い分けるのが常識で賢いクレジットカードの利用法でしょう。現に日本では、クレジットカードの発行枚数は約2億9,000万枚、人口の約2倍ということは一人につき平均2枚以上の計算となります。クレジットカードは18歳未満の方は利用できませんので、使っている人は3枚も4枚も使っていることになります。

問題点としては、かさばったり、カードの特徴がわからなくなったりと、管理の面で少し問題があるかもしれません。あまり多く取得しすぎると利用するのがかえって大変ですので、2〜3枚を使い分けるようにすると無難に使いこなせるはずです。

メインカードとサブカードを作る

クレジットカードは複数使い分けると便利なのですが、利用機会が平均的になるような使い方は控えるのがおすすめです。なぜかというと、たいていの場合クレジットカードのポイントサービスには有効期限というのもを設けているからです。

有効期限は長いものもあれば、1年で期限が切れてしまうという短いものもあります。また、ポイントを無期限にためられる永久不滅のポイントサービスを提供してくれるクレジットカードもあります。

よく行くお店の割引特典や海外旅行保険目当てで複数枚作成する分はいいのですが、例えば日替わりに2枚のカードを交互に使うというような利用の仕方をすると、ポイントのたまり方としては中途半端になってしまいます。たまったポイントの有効期限が切れてしまい、ポイントが失効してしまうとせっかくためたポイントが無駄になってしまうので、複数利用する際はそのことを意識して使うようにしましょう!

そこで、複数枚利用するときには、あらかじめメインカードサブカードを決めておくことをおすすめします。

メインカードについて

メインカードについては普段のショッピングなど割と場所や場合などを限定しない用途に用いるもので、タイプとしてはやはり還元率が高いクレジットカードがおすすめです。また、マイルをためている方や利用機会の多い店舗がある方など、特別に自分の趣味や環境に合っているカードがある場合はそのカードをメインに利用するのがおすすめでしょう(利用すればするほどより多くの還元を受けられるため)。

サブカードについて

サブカードに適したカードとしては、

・ メインカードの代替要員となりうる還元率をもつカード
・ 旅行保険が付帯したカード
・ ある程度利用する店舗で割引率の高いカード
・ ガソリン代割引のカード

これらのカードが候補として挙がってくると思います。メインカードの代替要員というのは、メインカードの利用限度枠を越してしまった場合の予備として利用するクレジットカードです。したがって、条件としてはある程度還元率が高く、さらにあまり頻繁には利用しないためポイントの有効期限が長いカード(あるいは無期限のカード)となります。自分の中でメインカードに最適なもの、サブカードになりえるものを見つけることで、さらにクレジットカードの利用が楽しくなるはずです!

年会費無料クレジットカードを選ぶ

複数発行したら、それだけ維持費もかかるんじゃ・・・と感じている方もいると思います。ならば年会費無料のクレジットカードを組み合わせれば・・・と考えている方、それは非常に賢いクレジットカードの利用法です。別に所持していて負担にならない程度ならば複数所持しておいても損をすることはまずありえません。事実申込自体は無料ですので、使い分けるのもいいし、たくさん所持しておいて、使いやすいものだけを使っていくという方法もひとつの選択の仕方だと思います。

ただし、利用する分はいいのですが、複数枚を同時に申し込む際には注意が必要です!このあたりの話はクレジットカードの審査基準などが絡んできますので詳細については割愛しますが、同時に申し込むと審査の面では不利に傾くことがほとんどのようです。発行会社は申込者の信用情報を元に発行しており、発行会社は金融会社ですので、同時に申し込みが発生するとお金の貸借という与信の面で影響が出てしまいます。「この人はお金に困っている」と解釈される可能性もあるので、できるだけ2枚以上を同時に申し込むのは避けた方が無難です。審査に通らなかった場合は時間を空けてから(1ヵ月〜2ヵ月程度)申し込んでみましょう!

クレジットカードの選び方に関するまとめ
  • 特徴を指標にライフスタイルに合ったものを選ぶ
  • クレジットカードを複数使い分ける(できれば年会費無料のものを選ぶ)
  • メインカードとサブカードを使い分ける
どのようなものを選べばいいのかはわかった!でも・・・

ここまでクレジットカードの選び方として、その必要性、どのようなものを選ぶべきか、そして選び方として複数枚を使い分ける手段もあるということについて概説しました。

しかし、実際に選ぶためにはその特徴を知ることが必要です。ここまでは概論的に述べましたので、次は実践編として、実際にどのようなポイントに着目してクレジットカードを選ぶべきかについて記載します。

クレジットカードの選び方(実践編)

クレジットカードの基礎

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